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デートには、あなたがいつも行っているお店につれていこう。
こういう恋愛ノウハウ、知っているかな。
たとえば、仕事帰りに一杯飲む赤提灯。
そんなお店があるなら、恋人ができたら連れていくと喜ぶよ。
僕も恋人をよく、常連していたスナックに連れていったなぁ。
お店が閉店しちゃったから、いけなくなっちゃったけど。
最近は、ガールズバーによくいくんだけど、
「こんどいく?」って聞いたら、「そんなとこいきたくない」って
拒否られてしまった。
ま、ガールズバーやキャバクラは、恋人連れていく場所じゃないけどね。
さてさて。
この、自分のいつも行っている場所に恋人を連れていく、
というのは、テリトリー効果ってものなんだ。
自分のテリトリーだと、自分に有利な力が働くって考え方。
正直行って、おしゃれなお店って、男からするとアウエーだよね。
ホームなテリトリーの方が、間違いなく有利。
お店の人とか、よく来る常連同士とか、そういう人がいると、
自然と応援してくれるんだよね。
「えっ、本当に恋人なんですか、こいつの!
なんでまた、コイツの恋人になってしまったんですか。
もう一度考え直してみませんか」
なんて余計なことを言うと僕の親友みたいな奴もいるけど、
どんなとこでどんな人と飲んでいるのかって、
彼女も知りたいものなんだよね。
ただし、このテリトリー効果、恋人がいないと意味がないノウハウだよね。
そこで今日は。
恋人を作る前に役立つテリトリー効果を紹介しよう。
テリトリーと言っても、バーチャル版。
バーチャルテリトリー効果。
仮にあなたのいきつけのお店があったとしても、
恋人でもない女の子を連れていくのは難しいよね。
だから、恋人になる前に自分のホームで戦うのは難しい。
彼女が喜ぶような、おしゃれなレストランで戦うしかない。
でも、アウエーな場所でも、自分のホームに変えてしまうのが、
バーチャルテリトリー効果。
どうやってバーチャル化するのかって言うと、
バーチャル応援団を連れてアウエーで戦う。
応援団って言っても、チアリーダーみたいなものじゃなくて、
あなたの友達とかをバーチャルで登場させる。
たとえば、僕がかわいい女の子と知り合ったとき、
こんな会話をする。
「いやぁ、前回、サキちゃんと知り合ってさ、
サキちゃんのこと、友達に話したんだ。
この友達って言うのが、よく一緒飲む男でさ。
困ったことに、ふたりとも好きになるタイプの女性が一緒。
だから、合コンみたいなことをすると、
必ず相手がぶつかっちゃう、困った奴。
そいつに、自慢したんだ。
先週、かわいい女の子と一緒に飲んじゃった、ってね。
そしたら、紹介しろってうるさいんだ。
紹介なんかしないって言ったら、
とにかく、彼女に会えないか聞いてくれってうるさいんだ・・・
で、ひとつ聞くんだけどさ。
恋人いるくせに、こうやって、ちょっかいだしてくる男に
会いたいと思いますか?」
こんな話をすると、いかにも、この親友がいるみたいに、
会話を展開できるようになるんだ。
一度、その親友の話が終わって、別の話をしていても、
カットインして、その親友の話を出しちゃう。
「あ、その指、すごくいいっ」
ちょっとした指の運びをピックアップして、
指摘してみる。
「実はさ、さっき話していたサキちゃんに会いたいって言っている友達、
指フェチなんだよね。
妙に指のちょっとした表情にこだわる。
おかげで僕も指が気になるようになっちゃって・・・。
あ、そんな指、彼の前でしちゃうと大変だよ。
うわぁ、すげーいい、感じるっ、とか。
大げさに言うからさ。
僕もそう思うからわかるんだけどさ」
同じ褒めるんでも、こうやってバーチャル応援団がいると、
褒め効果二倍以上になっちゃう。
それも、まず、自分が褒めているワケじゃないから、
テレないですむしさ。
彼女が喜んでから、「僕もだけどさ」なんていうと、
失敗がないしね。
「いやぁ、もうひとり友達がいるんだけど、
こいつは全然違うタイプで、すごくストイックな奴。
なんでも曲がっているのが嫌いな奴で、
よく喫茶店でナプキン立てが曲がっていると言っては、
まっすぐにしているような奴・・・」
ひとりじゃ足りないならもうひとり出す。
実際に会ったとこがない人なんだけれど、
こうやって話していると、なんだか親近感が出てくる。
僕が直接彼女に言うんじゃなくて、
友達に彼女のことを言うという形だったり、
友達の突っ込みの形だったり。
とにかくいろんなバリエーションが使えるから、
ふたりきりでも退屈しないで、すむ。
ついでに聞いてみちゃうと面白い。
「あなたも仲のいい友達っている?」
今度は、彼女の友達の話を聞いてあげよう。
すると、彼女は喜ぶよん。
話したいんだよね。
仲のいい友達の話はね。
そんなことをやっていると、
いつまで経っても話が終わらなくなる。
「いやぁ、楽しい友達だね。
そんな友達持っているあなたがうらやましい。
もっと話を聞いていたいんだけど、
そろそろ終電だね・・・」
なんて具合に夜も更けていくものなんだ。
おしまいっ。
恋愛力