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ひとりベクトルの話を昨日した。
今日は、ひとりベクトルじゃなくて、
恋人ができるためのベクトルの話をしよう。
みんなベクトル。
ひとりベクトルが強い人が恋人がほしいと思ったとき、
もうひとつのベクトルが生まれてくる。
それが、ふたりベクトル。
かわいくて、あいそのいい女の子とふたりで
いいことしたいってベクトル。
これは実は、うまくいかない。
だって、同じ、ふたりベクトルを持っているライバル多数。
その中で勝ち残らないといけない。
黒魔術を使わないと、成功するとは思えない。
だから、恋人がほしいなと思ったら、
まずやるのは、ひとりベクトルのほかに、
みんなベクトルを作ること。
恋人にしたい女の子に直接近づくのじゃ、
うまくいかなくても、彼女が含まれる集団に対して、
みんなベクトルを持っていくと、自然と彼女に近づける。
ふたりベクトルじゃなくて、みんなベクトル。
これを持たないと出会いがおきやすい男にはなれない。
みんなベクトルが必要な意味は分かってくれたかな。
でも、みんなベクトルを意識し始めると、
ついつい、こんなことをしちゃう。
「よし、いままでの自分ひとりで楽しむことをやめて、
みんなと一緒に行動するぞ」
これだけを見ると、なんかうまく行きそうに感じる。
でも、実際は、そうならない。
自分らしくない行動をしちゃうことになる。
本当はおうちでゲームしている方が楽しい。
でも、出会いを作って恋人をゲットするために、
みんなベクトルで行動しないといけない。
そんなプレッシャーがストレスになるし、
実際、みんなと一緒にいても、気遣いばかりで疲れるだけ。
そんな状態だと、出会いなんて起きたりしない。
疲れてつまらなくて、その上、出会いがない。
そんな状態で、みんなベクトルを続けていけるだろうか。
それでもコツコツと続けていくことができるって
努力タイプの人なら、問題はない。
問題は、僕みたいに継続力がない人。
いくら、自分を変えようとしても、
結局元に戻ってしまう人。
むりやりベクトルを変えるのはよしたほうがいい。
でも、今のままじゃ出会いがないし・・・。
そんな矛盾に僕が答えを出してあげよう。
まずは、ひとりベクトルを中心に、
みんなベクトルをちょっとだけつける。
ベクトルの二重化って考え方。
実は、これ誰でもやっていることなんだ。
それは、仕事とプライベート。
仕事のときって、上司の指示に従うって
ベクトルを持っているよね。
もし、自営業なら、上司じゃなくてお金を出してくれる
お客さんだったりする。
仕事のときは、ひとりベクトルじゃないよね。
仕事という切り分けにおいては、
ちゃんと、ひとりベクトルを抑えているはず。
同様に、もうひとつ、ベクトルが違う時間を作ること。
これが、最初のみんなベクトルなんだ。
ひとりベクトルと、みんなベクトルを共存させる。
これが、無理して自分を変えないで出会いの方向へ
向かう道なんだ。
具体的に、どう共存させるか。
それは、ひとり時間の質が問題になる。
また、ゲーム好きのS君の場合で考えてみよう。
S君のひとり時間の質というのは、
やりたいゲームがあるかどうかで影響してくる。
とにかくRPGに目がないS君。
いつも、そこそこ遊ぶRPGはある。
でも、ドラクエとか、ファイナルファンタジーとか、
最近だと、モンスターハンターとか。
新作が出たときは、ちょっと違う。
もう、発売が待ち遠しくて、一ヶ月以上前からワクワクしている。
いざ発売となると、仕事が終わったらおうちに一直線。
寝る間を惜しんでゲームをする。
こんなときのひとり時間の質ってすごく高い。
時間あたりの喜びはすごく大きい。
だから、こんなにひとり時間の質が高いときは、
ひとりベクトルを抑えないでいい。
いままでどおり、ゲーム漬けになろう。
でも、そんなゲームがなくて、
なんとなく、あんまり面白いと思えないゲームをしているとき。
その時は、ひとりベクトルを抑えて、みんなベクトルを
優先にしてみる。
ただし注意点がひとつある。
過大な期待をしないこと。
「みんなベクトルを持てば、すぐに出会いがあるかも」
なんて思ったりすると、たぶんそうはならない。
そう簡単に出会いが起きるはずはないんだ。
だって、元々、みんなベクトルを優先して生きてきた男もいる。
そういう男が一緒なのに、みんなベクトルを持ったばっかりの
男には、簡単に出会いのチャンスが来るはずがない。
それじゃ、みんなベクトルを持つ意味がないじゃないと
思うかもしれない。
実は、最初のみんなベクトルは、別の意味があるんだ。
それは、無意識のプログラムってこと。
ひとりベクトル優先な人って、何かに誘われるとつい、
「なんかめんどくさそう」って思ってしまう。
だから、強制されないと、みんな一緒に何かすることを
避けようとしちゃう。
これは、ひとりベクトルになるように
無意識がプログラムされているんだ。
「なんか面白そう」と
「なんかめんどくさそう」。
こんな感じの理由がないけど「なんか」そう思うことって、
無意識がプログラムにそって判断していることなんだ。
この無意識っていうのは、裁判の判例主義みたいなもの。
過去の経験で判断している。
みんなと一緒に何かして楽しかった経験がある人は、
似たようなことに誘われると、
「なんか面白そう」って思う。
それがない、もしくは、嫌な経験があると、
「なんかめんどくさそう」って思う。
この無意識のプログラムに抵抗して、
別の行動をするとストレスがたまってしまう。
大抵の仕事をしている人は、やりたいと思う仕事ばかりじゃないから、
ストレスがたまっているんだ。
仕事はお金をもらうためだから、ストレスがたまっても、
やらざるをえないと思える。
だから、無意識のプログラムに逆らっても、
行動ができるもの。
でも、プライベートまで、そんなことをしていたら、
そのうちストレスで病気になっちゃうよ。
でも、無意識のプログラムに沿って行動だけしていたら、
いつまで経っても出会いがない。
となってちゃう。
どっちも困った状態だよね。
そこで、無意識のプログラムを書き換えるという
考え方を持つ必要がある。
自然と出会いが起きることを
「なんか楽しそう」と思えるようにする。
これができれば、自然と出会いが起きる行動ができてしまう。
最初のみんなベクトルの目的は、
みんな一緒だと楽しいという経験を持つためにするんだ。
無意識プログラムを書き換えるためにね。
それをするためには、無意識プログラムが出した答えを
意識的に変えないといけない。
「なんかめんどくさそうだけど、
もしかしたら楽しいかもしれない。
いっちょ、チャレンジしてみるか」
必ず勝てるスライムだと思わないで、
ちょっとした中ボスくらいだと思って参加する。
そりゃ、経験値がほとんどないから、
「こりゃ、レベルが違いすぎ・・・勝てない」
ってことになる。
でも、勝つ必要ななんてないんだ。
ちょっとだけでも楽しいとこがあればオッケー。
それだけで経験値を稼げる。
ちょっとは、無意識プログラムに、
みんな一緒でも楽しいかも・・って思わせることができる。
「でも、そんなにうまくいくのかな」
って、ここでも、ついつい無意識プログラムが邪魔をするんだよね。
なぜ、うまくいく可能性があるのか。
それをちょっとだけ教えておこう。
ひとが幸せを感じるときってどんなときが分かるかな。
満ち足りた時間を過ごすこと。
だと思っているなら、それは大間違い。
満ち足りた時間を過ごしていると、
そのうち不満がたまってくる。
分かりやすいのが、お金持ちも結婚したキレイな女性。
ちょっと前に奥菜恵が暴露本の中で書いていた。
「きみは掃除なんてしなくていい」
って言われたことが不満につながったこと。
お金があると、めんどうなことを他の人にやらせることができる。
だからお金持ちの旦那さんは彼女のためにメイドさんを用意した。
でも、そうなると、やることがなくなってしまう。
なんでもかんでもお金で買えるものは買えてしまう。
これって持たない人からすると、うらやましいことなんだけど、
実際、その状況におかれた人からすると、
不満にしかならないことなんだ。
幸せってなんだろう・・・なんか難しいでしょ、こう考えると。
実は、これは脳科学的に答えがある。
それは、欠けている物を手に入れたとき、
人は幸せだと感じる。
つまり、幸せになるためには、欠けていることが
必要なことなんだ・・・脳科学的にはね。
で、実感としても正しいよね、これ。
今、食べることができないで栄養失調になっている人は日本には
ほとんどいない。
だから、食べることだけじゃ、幸せになれない。
でも、ダイエットしている人は、好きなものを食べるってことが
すっごい幸せになる・・・食べちゃいけないってことで、
欠けている状態ができているから。
ゲーム好きのS君だと、もう当たり前にゲーム漬けの毎日を
送っている。
だから、普通のゲームでは幸せを感じられない。
せいぜい好きなゲームの新しいのが出たときだけが、
「ずっと出てくるのを待っている」状態・・・つまり欠けた状態が
あるから、幸せが生まれてくる。
もしさ。
S君に生き別れの一卵性双生児の弟がいたとしよう。
弟は、異人さんに連れられて外国で育ってきた。
その外国というのは、鎖国政策をしているようなとこで、
テレビゲームみたいなものは下品だから販売禁止。
当然、その弟はテレビゲームを知らずに育って、S君と同じ年齢になった。
元々、一卵性双生児で遺伝子が一緒だから、テレビゲームが好きって
因子はもっている。
その弟があることで知り合って運命的な再開をする。
そして、日本に一ヶ月だけ滞在することになった。
そのときS君は何をすると思う?
ずっとゲームを知らなかった弟に、
ゲームの楽しさを教えてあげる。
いきなり難しいゲームじゃ、とっつきが悪かろうと、
どの順番で遊んでいると、弟が喜ぶかそこまで考えて、
ゲームを一緒に遊んでいく。
「すげー、なにこれ。うわぁー」
このときのS君の弟は、最高の幸せを感じているんだ。
いままで味わったことがない楽しさが次から次へと出てくる。
それこそ、待ちに待ったゲームの発売日が毎日あるようなもの。
とにかく楽しくて幸せで仕方ない。
そんな状態が続く。
仮にちょっとくらい評価の低いゲーム、
目が肥えた日本人には、相手にされないようなゲームだって、
彼にはすごい宝になる。
さてさて。
架空の話はこれくらいにして。
言いたいことは、欠けているものがあると、
幸せは簡単に手に入るってこと。
これが、ひとりベクトルが強い男が、
無意識プログラムを書き換えることができる理由。
ひとりで楽しむことになれている男は、
ひとりで楽しむことは、欠けているものがない。
だから、本当の幸せは味わえない。
でも、みんなで楽しむとか、ふたりで楽しむとか。
そういうことは、ずっと欠けていた。
それこそ、小学生のころだけかもしれない。
中学くらいになるとひとりで遊ぶのが当たり前になった。
ゲームがあれば友達なんかいなくても困らない。
そう思っていた。
二十年近くみんなで楽しむことが欠けている。
この状態なんだから、ちょっとでも楽しいことが起きると、
それだけで幸せになる。
そんな幸せ体験がしやすい状況にある。
だから、みんなベクトルをちょっと持つと、
いままで体験したことがない楽しさに出会えてしまう。
ただし、「恋人になるかわいい女の子と出会いたい」という
気持ちだけだと、結果的にがっかりしておわり。
自分が楽しいことに出会うなら、欠けている分だけ
可能性が広がるんだけど、恋人と出会うには、
欠けている分だけハンデにしかならない。
それを知っていれば、みんなベクトルが何を目指したらいいのか、
分かるはずなんだよね。
そう。
無意識プログラムを書き換えること。
出会いに向かいそうなことを
「なんとなく楽しい」と感じるようになること。
そうなるための、ちょっとした楽しい経験をすること。
それだけでいい。
それができると、実はあっと言う間に
人生が変わってくる。
次回は、S君じゃなくて僕の体験で、
どうやって、ひとりベクトルばりばりの僕が、
恋愛ができるようになったかをお話するね。
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