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昨日、木戸さんと本の打ち合わせをした。
木戸さんが次に出す本を一緒に作ることになった。
その中で木戸さんが面白い話しょしてくれた。
娘さんとの会話なんだ。
彼の娘さんは中学生。
そろそろ、お父さんと壁ができる年頃。
で、その娘さん。
片付けるのが苦手なんだそうな。
「片付けなさい」って
文句言うと、
「そんなにいわなくてもやるのにぃ」と
反論するそうな。
中学になると、素直に親の言うことは聞かないらしい。
そこで、木戸さん。
どうしたら、娘が片付けをするようになるか、
考えてみたらしい。
ちなみに木戸さん。
そういうことを楽しく考えることにしている。
「片付けしないでだめな娘だなぁ」と
考えるより、
「どうしたら、片付けるのだろう」と
考えてみる。
で、可能性のありそうなことを
いろいろと試してみてみる。
「独り言なんです」
木戸さんがみつけた、娘が片付けをするようになるコツ。
それが独り言。
「○○は、部屋片付けないけど、勉強はがんばっているんだよなぁ~」
そんな独り言を車で娘さんを送るときに、
何気につぶやいてみるんだそうな。
「お父さん、余計なのが入っているんだけど」
なんて、言うんだそうな。
でも、気にしないで何度も同じように言ってみる。
「○○は服脱ぎっぱなしだけど、勉強はがんばっているんだよなぁ~」
「お父さん、そればっかり」
独り言を言うと、そんなことを言われてしまう。
それを何回も繰り返していた後。
「やったら片付けなさい」
「はぁーい」
なんと、素直に片付け始めたそうな。
おおっー、って思ってしまった。
なるほど、そんなことがおきるんだ。
僕は話を聞いていて、すごく感心してしまった。
「だからおまえは駄目なんだ」
何か文句を言うとき、こう言うと人は反発してしまう。
これは、人格否定と言って、
その人のすべてを否定してしまう言い方だから、
反発するか、落ち込むか、どちらかしかない。
いいことは起きない。
だから、何かに文句を言うとき、
その人のことを否定するのではなく、
そうの人の行動を否定すること。
「遅刻しておいて、何も言わないのは駄目だぞ」
「ちゃんと、メールで遅れるって言ったじゃない」
「それでも、遅れてごめんくらいは言ったらどう?」
「・・・わかった」
こんな具合に言うと、受け入れやすいんだよね。
文句言うところは、ピンポイントの部分否定で言うと、
受け入れやすいんだ。
さらに、反発する可能性が高い相手だと、
部分否定と全肯定を組み合わせると、
もっと受け入れやすくなる。
それが、木戸さんが使った方法。
「(部分否定)・・・・だけど、(全肯定)・・・・だよな」
この順番で言うこと。
よく、コミュニケーション術でイエス・バット会話っていうのが
のっているんだど、あれは微妙。
「あなたの発想はすごくいいんだから、もう少し丁寧に資料つくりしてくれない?」
言いことと悪いことを同時に言う。
それも、悪いことを後に言う。
それがイエス・バット会話なんだ。
でも、実際、これを言われるとイエスの部分がとってつけにしか聞こえない。
日本語って、最後に言ったことが強調される性格があるんだ。
でも、
「(部分否定)・・・・だけど、(完全肯定)・・・・だよな」
の形だと、最後の全肯定が強調されるから、
すごくいい感じになるんだ。
これを恋愛に使える会話にしてみるとさ。
好きな人がいるとする。
その子がツンデレ系で、見た目がかわいいのに、生意気だったとする。
そんな場合、こう言おう。
「○○は言い方が生意気なんだけど、本当はすっごく性格いいだよなぁ~」
「なにそれ!」
「えっ、独り言だから、気にしないでね」
なんて言っておいて。
そのうち、また、言う。
「○○はぶっきらぼうに言うけど、本当はすっごく性格いいんだよなぁ~」
「またぁ?独り言?」
「そう、気にしないでね」
これをいい続けていると、部分否定のとこが改善されてしまう。
全肯定している相手には、嫌がることをしつづけるのは、
ストレスがたまることになってしまうんだ。
そのうち改善してきたら、今度はこう言おう。
「○○は、言うことがわかいいのに、性格もすっごくいいんだよなぁ~」
部分肯定、と、全肯定。
こう言われると素直に喜んでしまうんだ。
いつも、最初が部分否定だから、微妙だからね。
日本語としては妙だけど、そんなの気にしないこと。
このやり方を続けていくと、
彼女はだんだんとあなたが望む対応をするようになってしまう。
「ね。来週デートしない」
「ええー、しないっ」
「○○はデートしてくれないけど、本当はすっごく性格いいだよなぁ~」
「なにそれっ」
「えっ、独り言、気にしないでね」
これ繰り返していると、
デートにオッケーもらえるかな。
それはちょっと微妙かも。
恋愛力